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FundingPips Prime 移行騒動——不満の芯は trailing への載せ替え

公開:

再合格の話じゃない。Funded のまま、Static から trailing 口座に載せ替えられる話だ。
Prime の不満でいちばん刺さるのは「optional かどうか」より、DD の時計が変わることだと思う。

Master → Prime で何が変わるか
  1. Master

    Static で Funded

    2-Step 等で Master に乗る。日次 5%・全体 10% Static が典型。ここまでで合格のやり直しはない。

  2. 3rd reward 以降

    Prime へ移行

    招待、または 3 回目 reward 後に 2% 以上の利益で unlock。分配後の unlock 金 ×12.5 が Prime サイズ。unlock 分は出金不可。

  3. Prime 開始

    ルールが別物

    Soft Daily 2%(その日停止)+ Max Loss 8% EOD trailing。+3% 利益でフロアロック。Master はクローズ。

  4. 2026-08

    「optional」論争

    CEO は optional と説明。招待トレーダーは実質移行との声。Trustpilot / X で cash ではなく Prime 口座が渡された不満。

8 月、FundingPipsPrime Account 移行が X と Trustpilot で燃えていた。Finance Magnates も 8 月 26 日付で報じている。「optional なのに強制」「cash の代わりに口座」——どちらも大事だけど、プロップを回している側から見ると、もう一段下に DD の種類が変わるのが、いちばん嫌な話だと思う。

管理者コメント

Prime 自体はまだ触っていない —— ただ Funded 口座は持っている

2026 年 8 月時点で、管理者自身は Prime 移行の対象になっていない。招待も unlock も、まだ来ていない。

ただ FundingPips の Funded 口座は持っている。出金も何度か通している(dossier の Tier S 判断の根拠)。将来、パフォーマンス次第では Prime 招待が来る可能性はゼロではない。

Prime の FAQ を読んで Static から trailing に載せ替えられる、と分かったとき、正直ちょっとイラッとした。optional 以前に、DD の時計が勝手に変わる のは、回転型の付き合い方とは相性が悪い。来たらどうするかは、そのときの Terms と DD 表を見てから決めるつもりだ。

裏路地は個人の実戦検証で回しています。参考になったら OFUSE で応援してもらえると、次の検証のガソリンになります。

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この記事は業界ニュースの整理だ。自分が Prime を経験したわけではない。ただ「来たら嫌だな」と感じた理由——特に trailing ——を、図付きで残しておく。

Prime とは——再チャレンジではない

Prime は Master Account(Funded)の上位プログラムだ。公式 Help Center では「Master がキャリアになる場所」と書いている。

Master → Prime 移行(評価フェーズのやり直しではない) Master(Funded) reward 1 reward 2 reward 3+ cash payout 継続 Master のまま Static DD 継続 Prime unlock Master クローズ trailing 8% へ 招待ルートは 2026 年 8 月に「optional」論争
Master の reward 後:cash 継続か Prime unlock か(再チャレンジではない)

入り方は二つ:

方法 内容
招待 Responsible Trading Team がパフォーマンスを見て招待
自己 unlock Master で 3 回目 reward 取得後、口座に 2% 以上の利益 があれば移行可

評価フェーズのやり直しではない。 すでに Funded だ。ただし 口座タイプが Master → Prime に変わる。移行すると Master はクローズ(建玉を全部閉じた後)。Prime 用の KYC と Agreement が別途必要で、オンボーディングに最大 7 営業日、と FAQ にある。

cash の代わりに何が渡るか

Finance Magnates が「4 回目の cash payout の代わりに大きい口座」と言う理由はここだ。

Prime サイズ計算(公式 FAQ の例) $8k unlock 金 split 後・出金不可 × 12.5 $100k Prime Account 新規 Funded(別 DD) $8,000 は銀行口座に行かない —— Prime 開設の対価
unlock 金(split 後)× 12.5 = Prime サイズ。unlock 分は出金不可

unlock に使えるのは、Master に残っている利益のうち 最大で口座サイズの 10% 分(reward split の金額)。その金額に ×12.5 を掛けたのが Prime Account Size になる。

そして FAQ がはっきり書いている:unlock 金額は後から request できない。 Prime を開くための対価であり、出金可能残高ではない。

Prime 側の売りは 80% 分配・毎日出金、コーチング、最大 $200 万 / 口座、月間出来高ボーナス(最大 $20k)、Tradin 投資家向けマーケットプレイスへの道、など。悪いものだけではない。

でも 「今の Master で cash を続けたい」 トレーダーから見ると、出口の形が勝手に変わる 話になる。

不満の芯——Static から trailing 8% へ

ここが本題だと思う。

DD・出金の比較(典型 Master vs Prime) Master Prime 日次 DD 5% 等 Soft 2%(停止) Max Loss Static 10% EOD trail 8% 出金 週次 / On-demand 80%・毎日 再評価 なし なし Prime の「毎日出金」は魅力的だが、DD の時計が別物
Master(典型 2-Step)と Prime の DD・出金サイクル比較

FundingPips の Master(2-Step 等)は、だいたい Static 10% / 日次 5% 系。ドローダウンの種類 で書いた通り、Static は 初期残高からの床 が動かない(利益後もフロアは据え置き、という整理)。

Master 典型 —— Static Max Loss 10%($100k 例) $100k 開始 $90k 床 Equity(含み益込み) 利益が出ても床 $90k は据え置き(Static)
Master 典型:Static 10% —— 初期 $100k なら床 $90k は動かない

Prime に移ると DD の時計が別物になる:

  • Soft Daily 2% —— 触れたらその日は取引停止(口座は生きる)
  • Max Loss 8% EOD trailing —— 日次終値の最高残高から trail
  • 開始サイズ +3% 到達で Max Loss フロアが ロック
Prime —— EOD trailing Max Loss 8%($100k 開始例) Equity 床(trail) +3% でロック Day1 Day2 Day3 Day4 Day5 含み益で EOD 残高が上がる → 翌日の床も上がる(Static より死にやすい場面あり)
Prime:EOD trailing 8% —— 日次最高残高に合わせて床が上がる(+3% でロック)

Static 10% で運用してきた人が、Prime では trailing 8% に載せ替えられる。 合格のやり直しではないが、リスク管理の前提が変わる

trailing は利益が出るほど床が上がる。同じ「8%」でも Static より死にやすい場面がある。Prime 移行は、うまくいっているトレーダーを よりタイトな DD モデル に移す、とも読める。

「optional」論争(2026 年 8 月)

8 月の Prime 関連不満テーマ(報告ベース・相対的な強さ) optional vs 強制移行 cash の代わりに口座 DD が trailing に変わる 説明・通信不足 出金遅延 / KYC(混在) 件数の厳密集計ではない。Trustpilot / X / Finance Magnates からの整理
8 月の不満テーマ(Trustpilot / X の報告を整理。件数は概数)

2026 年 6–7 月、CEO Khaled Ayesh は X で 「Prime is and will remain optional」 と述べていた(Finance Magnates 引用)。

ところが 8 月、Responsible Trading Team から招待されたトレーダー にとって移行が 実質 mandatory だった、という不満が噴出。X では「Prime になりたくないのに 6 口座中 4 口座が移された」といった報告も出ている。

firm 側は Finance Magnates への回答で、transition 周りの communication への懸念は認めつつ、Terms に基づく移行であり成功トレーダーを retroactive に罰する意図ではない、と説明。内部の liquidity 理由についてはコメントしていない。

同じオーナー配下の FundingTicks が 2025 年末の 遡及ルール変更 → 2026 年 1 月 wind-down、という前例もあるので、敏感になっている人が多いのは無理はない。ただし FundingPips 本体(CFD)は稼働中 で、規模も大きい。

トレーダー側の読み方

Prime 移行で起きているのはだいたい次の四層だ:

  1. 出口の形 —— cash payout の代わりに unlock 金が口座サイズ化(引き出せない)
  2. 口座の載せ替え —— Master クローズ、Prime 新規(再チャレンジではない)
  3. DD の変更 —— Static 系 → EOD trailing 8% + Soft Daily 2%
  4. 期待と説明のズレ —— optional 表現 vs 招待ルートの実質義務

FundingPips の dossier では、いまのところ Tier S(出金実績・信頼)の評価のままだ。Prime は 別プロダクト で、Master で付き合う人と Prime に載せ替えられる人では、見るべきリスクが違う。

自分なら、Prime 招待が来たら FAQ の DD 表だけは先に読む。optional か mandatory かより先に、trailing に載せ替えられるか を確認したい。Static 前提のサイズ感・保有時間・含み益の扱いは、Prime ではそのまま通用しない。

まとめ

FundingPips Prime は、「もう一回チャレンジ」ではない。Funded のまま、別タイプの Funded に移される プログラムだ。

8 月の騒動で目立つのは optional 論争と cash vs 口座の話。でもプロップを回す側の体感として、Static から EOD trailing 8% への載せ替え が、いちばん重い変更だと思う。

Prime の 80% 毎日出金やスケールは魅力的に読める。それでも DD の時計が変わる 以上、「上のステージに進んだ」だけで安心はできない。

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