なぜプロップは IP を見るのか

評価口座は「一人一アカウント」が建前だ。同じ合格戦略を、別人の IP から量産されると、試験料ビジネスの前提が壊れる。だからログイン、注文、出金申請の接続元を残す。

これは監視 entrapment の話というより、リスク部門の機械判定だ。カフェの Wi-Fi、スマホ回線、VPS が短期間に並ぶと、フラグが立つ。BAN の話はBAN されやすい行為

受験国と、いまいる国

KYC の居住国と、ログイン国が違うと説明を求められる。海外旅行中にスマホで MT5 を開くだけで「居住地が変わった」と読まれることがある。試験期間中に国をまたぐ予定があるなら、公式サポートに先に聞くか、その期間は触らない。

VPS を海外リージョンに置くと、注文の出口が受験国とずれる。日本在住で日本の業者ルールを読んでいるつもりでも、サーバーは Singapore や London になっている、というズレが起きやすい。管理者が日本ロケーションにこだわる理由はここだ。

Residential と hosting 属性

出口 業者から見た印象 使いどころ
自宅回線(住宅用) 一人の居住者 いちばん説明しやすい。落ちる・停電が弱点
モバイル / キャリア 個人だが IP が変わりやすい 固定できない。短期間の切り替えは複数人に見えやすい
VPS / データセンター hosting、共用、自動化の匂い 常時起動には強い。禁止条文がある業者では使えない
市販 VPN 隠蔽・共有出口 禁止が明示されていなくても、出金審査で不利になりやすい

「VPN 禁止」の一文は、市販 VPN だけを指していることも、データセンター IP 全体を指していることもある。英語の datacenter / hosting / proxy / VPN を全部検索する。箱のスペック比較はVPS の選び方に書いた。

VPN 条文の読み方

  • 明示禁止

    使わない。迂回(住宅用プロキシ含む)も同じログに見えることがある。

  • 書いてない

    許可ではない。接続元を固定し、聞かれたとき説明できる構成だけにする。

  • VPS 可・VPN 不可

    箱は借りてよいが、出口を別国の VPN に逃がすな、という読みが普通。

  • 証明を求める

    請求書、スクリーンショット、同一回線の説明。残せる運用だけ残す。

固定 IP のモバイル回線や自宅プロキシの機材メモは、ブログの固定 IP の回に書いた。関連記事側では推奨しない。業者ごとに条文が違い、禁止の先にあるのは口座消失だからだ。

まとめ

  1. 01

    試験中は接続元を固定する

    国をまたがない。カフェと VPS を同じ週に混ぜない。

  2. 02

    VPS 可でも hosting 属性は別問題

    箱の記事と、出口の記事は分けて読む。

  3. 03

    VPN 条文は英語まで保存する

    申し込み前の順番は公式確認項目

投資助言ではない。各社の禁止事項は変わる。構造の前提はプロップファームの真実