本業は普通のサラリーマンだ。朝から晩まで会社にいるので、チャートの前に張り付く生活はできない。それでもプロップトレードは続けている——ただし、「見張り続ける」前提では組んでいない。
やっていることは、大雑把に言えば次の 3 つだ。
- 講座で学んだ EA 戦略を、講座口座(マスター)で自動運用する
- そのトレード内容を、各プロップファームの試験口座へコピーする(UI Automation / AutoIt で、手動操作に見せかけている)
- 進捗・異常を監視し、自作ポータルで複数試験の状況を一覧できるようにする
口座数や業者名、コピー方式の細部は公開しない。ここでは仕組みの輪郭だけ載せる。
いまのルーティン
毎日 1 時間もかからない。忙しければ、数日止めても致命傷にはならない——そういう設計にしている。具体的には、だいたい次の流れだ。
1. AI でまとめたメールを確認
プロップファームからの更新メールは、AI で要約してから読む。ルール変更、口座通知、 KYC 、出金関連——漏れなく拾うための一手だ。本文を全部読む時間はないので、「今日触るべきか」を先に仕分ける。
2. 監視システムの検知一覧を見る
自作の監視トラッキングで、次のような口座を一覧表示している。
- 合格 — Funded 移行や KYC など、次の処理が必要なもの
- 不合格 — 新規購入(再チャレンジ)の判断
- 一定期間トレードなし — 放置で失格する前の休眠口座
ここで「今日やること」がほぼ決まる。合格口座はそれぞれの手続き、不合格は購入判断、休眠は EA や VPS の状態確認——といった具合だ。
3. マスター成績と全体指標を見て微調整
全部は確率ゲームだ。特定マスター(コピー元)の勝率、リスクリワード、試験全体の合格率などを見て、想定より低いものを修正する。「修正」と言っても、大きくはロット数の調整が中心。エントリー手法そのものを毎日いじる運用ではない。
メンタルは別の本から
話がそれるが、こういう「確率で見て、異常だけ手を入れる」姿勢は、投資苑 - 心理・戦略・資金管理(広告)で学んだ考え方に近い。チャートに張り付く必要がないからこそ、感情でロットをいじらない——その方がサラリーマンには合う。
プロップは「毎日必死にトレードする仕事」ではなく、仕組みを回して、数字が崩れたときだけ触る仕事、と割り切っている。