FundingPips の出金を Tradin にしてみた。結果、とても満足している。
プロップトレーダーなので、あまりブローカー口座でトレードしないんですよね。きっかけは操作ミスで Tradin を選んでしまったこと。すぐに過ちに気づいてサポートへ問い合わせようとしたら、びっくりした。FAQ を漁ったり、チャットの順番待ちをしているうちに、だいたい 10 分で出金完了の通知が来た。サポートにつながったときにはもう終わっていて、「ブローカー口座から出金してください」になってしまった。
入り口はどうであれ、こうなったら口座を開いただけ出金、で終わらせず、使ってみようと思った。
Tradin とは(ざっくり)
Tradin は FundingPips 側が前面に出すライブ CFD ブローカーだ。「prop で勝ったあとの受け皿」として設計されていて、Reward を Tradin へ振替すると +30% の trading Credit が付く、というのが公式の売り(FundingPips Help:Reward Methods)。
プラットフォームは MetaTrader 5 が中心で、デスクトップ/Web/モバイル、という案内が多い。プロップ側で MT5 に慣れている人には入りやすい。逆に TradeLocker や cTrader だけ、という人は環境の切り替えコストがある。
口座タイプ
公式の Account Types だと、だいたい次の三系統だ(数値は変更されうるので、開設前に最新表を見てほしい)。
| 口座 | スプレッド目安 | 手数料 | レバレッジ | 最低入金 |
|---|---|---|---|---|
| Standard | from 1.0 pips | $0 | 最大 1:2000 | $10 |
| Raw | from 0.0 pips | $7/ロット帯 | 最大 1:2000 | $500 |
| Swap-Free | from 1.5 pips | $0 | 最大 1:200 | $10 |
全タイプで EA・スキャル・ヘッジ可、といったマーケ文言が並ぶ。Stop Out は Standard/Raw が 30%、Swap-Free が 20%、という比較表もある。自分は「とりあえず Reward を受けて、少しまわす」用途なので、入口の低い Standard 寄りで十分、という感覚だった。
出金先に Tradin を選ぶと何が付くか
FundingPips の Reward 方法には、Card/Crypto/Rise/Bank などの従来型に加えて、Tradin Transfer がある。Master の報酬を Tradin 口座へ移すと、振替額に対して 即時 +30% Credit が乗る(上限なし、という公式の言い方)。条件はだいたい次のとおり。
- 受け取り側の Tradin が KYC 済み
- FundingPips と Tradin のメールが完全一致
- Tradin Bonus の利用規約に同意してから処理
- クライアントあたり検証済み口座は 1 つ、という制限
Credit 自体は 出金不可・譲渡不可で、取引用。残高(Balance)へ変わるのは、開いたロットに応じた cashback 経由だけ、と FAQ にある。振替した現金側には 7 日ロックがかかる(Bonus Credit 側ではない)。
今回の体感だと、だいたい $2,300 前後の出金に対して 約 $700 の Credit が付いた。だいたい 30% の計算どおりで、口座に見える「取れるお金」と「まだクレジット」が分かれる。
クレジットが残高に変わる仕組み
ここが一番おもしろかった。今まで「クレジット=永遠にクレジット。入金を誘う餌」と思い込んでいたんですよね。勘違いかもしれないが、少なくとも他社でそう感じていた。
Tradin/FundingPips 側の説明だと、Credit はロットを開くたびに cashback として Balance へ振り替わる。全部使い切るまで出金できない、ではなく、小出しで残高側に落ちる。前提として、ブローカー口座でも勝てる(または少なくとも回せる)ロジックがあること。そのうえで「いつか出金できる側に変わる」は素直にうれしかった。一定ロット到達まで一気に、ではなく毎日コツコツ落ちるのも地味に助かる。
公式の単価は累計ロットの tier で上がる。Help Center の表を要約すると次のとおり(変更されうる)。
| Tier | 累計ロット | Cashback/lot |
|---|---|---|
| 1 | 1–50 | $1.00 |
| 2 | 51–100 | $1.50 |
| 3 | 101–200 | $2.00 |
| 4 | 201–300 | $2.50 |
| 5 | 301+ | $3.00 |
計算はだいたい「約定したロット × そのときの tier 単価」。Credit が 0 になったら cashback は止まる。ボーナスに期限はない、累計ロットは口座ライフタイムでリセットされない、追加の Tradin Transfer で Credit は積み上がる、というのが公式の建付けだ。
いまの所感
ミス出金から始まった話だが、処理の速さは印象が良かった。Credit の「餌感」への先入観も、小出しで残高化される体験で少し崩れた。プロップ本業をやめてブローカー専業にする、という話ではない。Reward の受け方のひとつとして、Tradin Transfer は検討してよい、というのが今の結論だ。
条件・単価・ロックは変わりうる。出金前に Reward Methods と Tradin の口座表を自分の目で確認してほしい。