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なぜこのサイトを始めたか——激動の業界を経てたどり着いたアプローチ

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私は『FX の成功者』ではない。だが『プロップの攻略者』だ。
FX で勝つ必要はない。プロップの『ルール』に勝てばいい。

業界激動のタイムライン
  1. 黎明期〜

    仮想プロップの拡大

    FTMO を起点に業界が成長。チャレンジ料モデルが広がり、参加者が急増していく。

  2. 〜2023

    ルール緩和 × 値引き競争

    各フェーズの 30 日制限撤廃など試験が易化。業者間の割引競争も激化。

  3. 2023

    MFF 崩壊(CFTC 等)

    「資金提供プロップ」の看板の裏で、顧客の負けが利益になる構造が暴露。資産凍結・業務停止。

  4. 2023〜24

    MetaQuotes / MT5 排除

    米居住者を受け入れるファームへの MT4 / MT5 ライセンス停止。FTMO なども米国受け入れを一時停止。

  5. 2024

    TFT など大手の資金ショート

    安さ競争と出金圧力に外的ショックが重なり、格安モデルの一部が破綻。集客が止まると一瞬で瓦解。

  6. いま

    安定期へ——このサイトを開設

    振り回されるトレーダーを減らすため、非アフィリの独立視点で経験を共有する。

バーチャルプロップファームが FTMO から始まり、早 10 年以上。ここ数年を振り返ると、まさに激動でした。

とくに 2023 年〜2024 年にかけては、無法地帯から一気に規律が求められるような変革がありました。振り返るときりがありませんが、当時業界最大手の一角だった MyForexFunds(MFF)と The Funded Trader(TFT)が崩壊した時期でもあります。

この記事では、その時代をどう見て、いまのアプローチにどうたどり着いたのか——そして、なぜこのサイトを開いたのかを書いておきます。

優しくなるルール、激化する値引き、最初の爆弾

当時、試験ルールは全体として優しくなっていきました。各フェーズの 30 日試験期間の撤廃をはじめ、挑戦しやすさは上がる一方です。その裏で、業者間の割引競争も激化していました。

そんな空気の中で、一つ目の爆弾が落ちます。MyForexFunds が米国商品先物取引委員会(CFTC)およびカナダの規制当局から、「詐欺行為および不正な運用」で突如訴えられ、資産凍結と業務停止に追い込まれました。

訴えられた理由は、いまでは周知の事実です。「トレーダーに資金を提供するプロップ」と謳いながら、実態は「顧客の負けが自社の利益になる」事業だったこと。勝ちトレーダーの注文に意図的なスリッページを発生させたり、手数料を不当に引き上げたりして、出金や合格を妨害していたことが暴露されました。

今思えば、MT5 はブローカー経由にシステムを一つかまして、スリッページや手仕舞いをコントロールできる構造があります。普通のブローカーでも似たことは起きうる話で、MFF の場合はそれが少し過剰だったから目についた——という見方もできます。ただ、この一件をきっかけに、人々と規制当局の目が一気に厳しくなったのは確かです。

ダブルパンチ——MetaQuotes と MT5 排除

そこへダブルパンチのように、MetaQuotes 社によるプロップファームでの MT5 利用排除・ライセンスはく奪騒動が勃発しました。

細かい経緯は省きますが、実質的には、米国の規制当局から「金融ライセンスなしでの取引サービス提供」を問題視された流れです。ペナルティを恐れ、MetaQuotes 側は「米国民を受け入れているプロップファームには MT4 / MT5 のライセンスを出さない・解約する」という強硬手段に出ました。

この突然の対応に、FTMO などはいったん米国居住者の受け入れ停止を余儀なくされ、大きなダメージを受けました。ちなみに現時点でも、米国在住者は MT5 でプロップファーム試験を基本受けられず、代替として cTrader や Match-Trader などを使う必要があります。

安さの競争が、破綻を加速させた

ただでさえ安さとチャレンジ難易度の低下で単価は下がり、出金する人への支出は増えていました。そこに上記の出来事が重なり、とうとう The Funded Trader(TFT)を筆頭に、大手が破産・資金ショートする事態が発生します。

言葉は悪いですが、この格安価格競争に身を投じていた業者の一部は、「新しいチャレンジ料で過去の出金を支払う」ポンジ的な構造でした。外的要因で集客が止まると、破綻までは一瞬でした。

当時の私——手管理 10 口座と、なけなしのチャレンジ料

そんな時代の中で、当時の私はというと、いまのような 50 口座以上を管理する自作システムなどありません。粛々と手で管理できる範囲、せいぜい 10 口座まで。

自作 EA にはまっていて、いろいろ作りながら、なけなしのお小遣いでプロップファーム試験を受けては不合格を繰り返していました。

幸いだったのは、当時から複数業者に分散していたこと。確か FTMO、The 5%ers、MFF、TFT でした。

業界の雰囲気はイケイケだったのに、出来事が突然すぎて唖然としたのを覚えています。

TFT が止まった……どうしよう、しょうがないか……。え、MT5 が使えなくなるかも(日本なので影響はまだ少なかったですが)……あ、MFF もなくなった。半分なくなった……。プロップファーム業界、どうなんだろう……。いま新規の試験を始めて大丈夫かな……。

情報収集に走り回った記憶があります。

そこで変わったアプローチ

この経験があったので、自作 EA で楽しく夢見ながらやるのではなく、戦略的にアプローチするようになりました。

プロップトレードは、通常の FX トレードとは似て非なるものです。独自の戦略が必要だと、はっきり感じました。

業界としては安定期に入ってきた印象です。それでも、少しでも振り回されるトレーダーが減るよう、私の経験をここで共有できればと思い、このサイトを始めました。

その理念から、プロップファーム会社からのアフィリエイトは一切受けない、独立した立場を貫きたいと思っています。ただし、このサイトによるプロップファーム業者からの特定や、理不尽な BAN を回避する意味でも、個別ファームについては詳細までは共有できないことがあります。ご理解ください。

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